ガルプミノーを使ってみようかとお考えの方に、ガルプミノーを使って10年以上の私が、使い方や特徴、保存方法を解説します。
ガルプミノーとは
ガルプミノーは、バークレイというブランドの匂い付きの液体に付け込まれた汁系のワームです。ワームの形状としては、小魚を模したミノーシェイプで、メバルやアジなどを対象としたライトゲーム用のワームです。
ボディ部分は、平たくなっていてキビキビしたアクションが得意です。
ガルプミノーのスペック
サイズは、2インチと1インチがあります。メバルには、1インチの方をオススメします。
画像の上が2インチで下が1インチです。
カラーは、10色の設定があります。ガルプミノーとして、袋で販売されているものには、15本入っています。また、ガルプアライブミノーとして、ジャーに入れて販売されているものもあります。こちらは、約30本のワームが入っていて、さらにガルプ汁もGETできるお得なものになっています。
ガルプミノーの特徴
ガルプの特徴はなんといってもその匂いです。この匂い成分を水中に拡散させることで魚を寄せます。それゆえ、エサとか反則とか言われていますが、良く釣れることは間違いないです。ワームの形状は、小魚によく似た形状で、ボディが平らになっています。
画像は、ミノーを正面から写したものです。ボディが平らになっているのがわかると思います。この平らになっていることにより、ダート系のジグヘッドとの相性が良く、ダートさせてからのカーブフォールが効きます。また、テール部分は、水流を発生させるほどではなく微波動タイプとなっています。
ガルプミノーのオススメのカラー
ガルプミノーは、10色の設定があるため、どのカラーが良いのか迷いが生じると思います。私のオススメカラーは、チャートリュースです。カラーローテーションをさせるので、他の色は、クリア系でクリアピンク、ソリッド色エメラルドシャイナーがあれば十分で、後はお好みで良いと思います。
ガルプミノーで釣れた魚
メバル、アジ、カサゴ、タケノコメバル、セイゴ、ソイ、ヒラメ(ソゲサイズ)、キジハタ、クエ(幼魚)が釣れたことがあります。ライトゲームの対象魚は、すべて狙えるでしょう。中でも、メバルと根魚には特に効果的です。釣れるメバルのサイズも10㎝ほどのミニメバルから20㎝後半の良型メバルまで釣れます。
ガルプミノーにあうジグヘッド
このワームは、扁平なのでダート系のジグヘッドと組み合わせ、マイクロワインドで狙っていくのが良いと思います。オススメは尺ヘッドのDタイプです。
また、流れのあるポイントでは、ラウンド型ではなく、がまかつのキャロヘッドのような扁平型のジグヘッドを使うことにより、フォールの場面で水流を受けてヒラをうつようなアクションが可能となります。
ガルプミノーの使い方
あらゆるポイントで使えますが、匂いで寄せるため、他のワームでは使いにくいオープンな開けたポイントでも効果を発揮します。また、岸壁のキワ狙いではメバルやカサゴのバイトが得られやすく、ボウスのがれには最適です。仕掛けとしては、ジグヘッド単体でただ巻きのリトリーブで釣っていくこともできますが、やはりダート系のジグヘッドと組み合わせてのマイクロワインドからのカーブフォールで食わせるのが最も効果的だと思います。このアクションはナイトゲームだけでなく、デイゲームでもリアクションバイトが望めるので効果的です。また、食いが渋い時は、がまかつのキャロヘッドのような扁平形状の軽めのジグヘッドでスローに誘うのも効果的です。横からの水流を受けたミノーがヒラをうつようにくるっと流れの方向にヘッドを向けるようなアクションは、スレたメバルによく効きます。
ガルプミノーの保存方法
ガルプは匂いのある汁に付け込んで保存しておく必要があります。そうしないと干からびてしまいます。しかし、買った時に入っている袋はチャックがあるものの、中の汁が漏れてきます。以前より多少改善されましたが、やはり漏れてきます。匂いが強烈なだけに、車の中やバッグに、液漏れしないように専用のケースで保存する必要があります。オススメはメイホウのVSリキッドパックシリーズです。これは液漏れしません。
ガルプミノーの携行方法
釣り場には、保存用のメイホウのケースで持って行っても良いですが、少しかさばるのでランガンやテトラへの釣行には向いていません。そのためランガン用に小さなケースに小分けするとよいと思います。以前はナルゲンの広口のジャーが売られていましたが、販売がなくなっています。かわりに、似たような製品で瑞穂 Mボトル広口瓶30mlというボトルで代用できそうです。また、同じような汁系ワームであるエコギアアクアの保存用のボトルでも良いと思います。
ガルプミノーのデメリット
ガルプは匂いで魚を寄せますが、強烈な匂いで、呼んでほしくない魚まで召喚してしまいます。ベラやフグの類は、歯が鋭いため、テールがかじられたり、本体がかじられたりして、ボロボロになります。ひどい時は1投ごとに食いちぎられることもあります。こうなると、場所を変えるか、ワームを耐久性のある素材のものに変えるかする必要があります。
まとめ
ガルプミノーは、その匂いで魚を寄せますが、ただ巻きだけでなく、ダートをさせて使うことが効果的です。チョンチョンと軽く誘ってからのカーブフォールは、このガルプミノーが得意とするアクションです。メバルにはよく効くワームなので、この記事が、良型メバルを釣る参考になれば幸いです。
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