熊本県内には、「ONE PIECE 熊本復興プロジェクト」によって、麦わらの一味全10人の像が設置されています。
しかし、ワンピース像は熊本市内だけに集まっているわけではありません。
宇土市、御船町、益城町、西原村、高森町、南阿蘇村、阿蘇市、大津町など、熊本県内の広い範囲に点在しています。
そのため、
「ワンピース像を全部回る最短ルートは?」
「どの順番で回れば効率がよい?」
「1日で全10体を回れる?」
「記念写真や熊本グルメも楽しむなら何日必要?」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
実際に車で全10体を回った経験からいうと、像から像までの移動だけなら約3時間50分ですが、写真撮影や駐車、食事まで含めると1泊2日で回るのがおすすめです。
この記事では、実際に福岡方面から熊本へ入り、1泊2日で回ったジンベエ像からスタートしてゾロ像を最後にする場合の最短ルートを紹介します。
熊本ワンピース像全10体の一覧と設置場所
ワンピース像は熊本地震による被害の大きかった各地に設置されていて、設置場所の全体的な地図は以下のとおりです。
各像の設置場所は以下のとおりです。キャラクターの順番は、像の設置の早い順に並べています。ONE PIECE熊本復興プロジェクトは、2016年の熊本地震後に始まりました。2018年にルフィ像が熊本県庁へ設置され、その後、県内9市町村に麦わらの一味の仲間たちの像が設置されています。
各像の設置場所は離れているため、全10体を効率よく回るなら、公共交通機関よりもマイカーやレンタカーが便利です。
ワンピース像の最短ルートはこの順番
ワンピース像の全10体を回る最短ルートを紹介します。
福岡方面から車で熊本へ入り、最後に大津町から福岡方面へ帰る場合は、次の順番で回ると無駄な往復を減らせます。
ジンベエ像
↓
ブルック像
↓
サンジ像
↓
チョッパー像
↓
ルフィ像
↓
ナミ像
↓
フランキー像
↓
ロビン像
↓
ウソップ像
↓
ゾロ像
道路事情などにより若干の増減はあると思いますが、移動時間のみで3時間50分です。
それぞれの像と像の間の移動時間は、次のとおりです。
ジンベエ像 → ブルック像 40分
ブルック像 → サンジ像 17分
サンジ像 → チョッパー像19分
チョッパー像→ ルフィ像 8分
ルフィ像 → ナミ像 34分
ナミ像 → フランキー像30分
フランキー像→ ロビン像 28分
ロビン像 → ウソップ像 23分
ウソップ像 → ゾロ像 30分
ルートを検討する際に注意しておく点は、ロビン像とチョッパー像は、24時間見学が可能ではないことです。ロビン像は、9時から17時まで(受付は16時30分まで)、チョッパー像は、9時から17時までです。
ワンピース像は1日で全部回れる?
結論からいうと、車を使って1日で全10体を回ることは可能です。
ただし、各像で簡単に写真を撮り、次の像へすぐ移動するような慌ただしいスケジュールになります。
各像で15分ずつ滞在すると、10体で合計2時間30分です。
これに約3時間50分の移動時間を加えると、すでに6時間以上かかります。
全10体でゆっくり記念写真を撮り、ご当地グルメや周辺観光も楽しむ予定なら、1泊2日に分ける方が現実的だと思います。
熊本県内の宿泊には、熊本県が発行しているふるさと納税の楽天トラベルクーポンを使うことができます。寄付金は、熊本地震からの復興支援にもつながります。
実際に回った1泊2日のモデルコース
実際の旅行では、全10体を次のように2日間に分けて回りました。
1日目
ジンベエ像
↓
ブルック像
↓
サンジ像
↓
チョッパー像
↓
ルフィ像
↓
熊本市内に宿泊
2日目
ナミ像
↓
フランキー像
↓
ロビン像
↓
ウソップ像
↓
ゾロ像
1日目は宇土・御船・益城・熊本市内を回り、2日目に西原・高森・南阿蘇・阿蘇・大津を回るコースです。
実際に回ってみても、市内側と阿蘇側を2日間に分けることで、移動や写真撮影に余裕を持たせることができました。
スタートする前に無料の熊本地震震災遺構周遊アプリの「IKOU」のダウンロードをオススメします。スタンプラリーができるだけなく、紙版の周遊ガイドブックをもらう時にアプリのダウンロードが条件となっていました。
1日目の回り方|ジンベエ像からルフィ像
ジンベエ像|住吉海岸公園
最初に向かったのは、宇土市の住吉海岸公園にあるジンベエ像で、有明海と長部田海床路の近くに設置されています。
海を背にして立つ姿には迫力があり、正面から像だけを撮るだけでなく、有明海や海へ延びる電柱を背景に入れて撮影するのがおすすめです。
ジンベエ像の駐車場は、住吉海岸公園の駐車場を無料で利用できました。
ジンベエ像の設置してある住吉海岸公園では、満潮時には水没するが、干潮時には通れる車道があり、その脇に電柱がたっています。ここはインスタ映えスポットとして紹介されています。
実際の旅行では、10時40分ごろにジンベエ像へ到着しました。その後、車で57号線を20分ほど南西へ移動し、道の駅宇土マリーナおこしき館に行きました。
ここでは、海産物のお土産などが販売されていましたが、ホイップクリームを挟んだメロンパンをいただきました。
次はブルック像です。移動の途中にあるイオン熊本でお昼ご飯に熊本ラーメンをいただきました。
ブルック像|御船町ふれあい広場
続いて、御船町ふれあい広場にあるブルック像へ向かいます。ジンベエ像からの移動時間は約40分です。ブルック像は、御船町ふれあい広場のイベント広場に設置されています。
ブルック像は、ギターを持って演奏しているような姿で設置されています。
ブルック像の駐車場は、御船町ふれあい広場の駐車場を無料で利用できました。
445号線からはこの看板を目印にするとよいでしょう。
御船町は恐竜の町としても知られていて、ふれあい広場にあるディノベースでは、恐竜グッズや御船町の特産品が販売されていました。
ここでは、恐竜ソフトクリームをいただきました。
サンジ像|益城町ミナテラス周辺
ブルック像からサンジ像までは、車で約17分です。
サンジ像は、益城町総合運動公園の陸上競技場そばの交流広場に設置されています。
サンジ像の駐車場は、総合運動公園の駐車場を無料で利用できました。サンジ像には、P4が近いので一番奥まで進むのがよいでしょう。また、駐車場は、図書館、テニスコート、陸上競技場、総合体育館と共用です。
サンジ像は、P4駐車場からテニスコート方向に進むとすぐにわかると思います。
チョッパー像|熊本市動植物園
次に向かうのは、熊本市動植物園正門前にあるチョッパー像です。熊本市動植物園の正門ゲートの前の広場に設置されています。
サンジ像からは、車で約19分です。
チョッパー像は椅子に座って聴診器を持っています。
ほかの像より低い位置にあるため、立ったまま撮るよりも、隣にしゃがんでチョッパーと同じ目線にすると撮影しやすくなります。
チョッパー像の駐車場は、熊本市動植物園の駐車場を利用しました。平日だったので無料でした。土日祝日は有料のようです。
熊本市動植物園の開園時間や休園日、駐車場の利用条件は変更される可能性があるため、旅行前に熊本市動植物園の公式情報を確認してください。
ルフィ像|熊本県庁プロムナード
1日目最後は、熊本県庁プロムナードにあるルフィ像です。
チョッパー像からは、車で約8分です。
ルフィの足元には、尾田先生の手形があります。
ルフィ像付近の駐車場は、平日は県庁の駐車場が利用できます。2時間を超える場合は、用務先の確認が必要となっていますので、その前に出庫するのが良いと思います。ちなみに、県庁には北と南の駐車場がありますが、南駐車場の方がルフィ像には近いです。
休日の場合は、県庁の駐車場が利用できない可能性が高いので、付近のコインパーキングを利用するか、路面電車の停留所そばの駐車場に車を停めて、路面電車で県庁へ移動する方法があります。県庁へは、市立体育館前が最寄りの停留所で徒歩10分ほどです。
熊本県庁の正門からは、県庁の庁舎に向かってまっすぐ進むとルフィ像にたどり着きます。道中は、フラッグが掲げられているのでわかりやすいと思います。
熊本市内に宿泊
実際に宿泊したのは、ルフィ像から近いホテル熊本テルサです。
ルフィ像からホテルまでは、車で約10分でした。ルフィ像から北西に500mほどのところにあるので、宿泊者は、車を停めて歩いて撮影に行くこともできます。
1泊2日でワンピース像を回る場合は、次の条件でホテルを選ぶと便利です。
- 熊本県庁周辺にある
- 駐車場を利用できる
- 翌朝、阿蘇方面へ出発しやすい
- 熊本市電を利用しやすい
ホテルに車を置いたあと、公共交通機関を使って熊本市内へ出かければ、運転を気にせず夕食を楽しめます。ちなみに、熊本市内に麦わらストアがあり、そこには電車で移動しました。麦わらストアには、グッズが豊富にあるため、オススメです。
2日目の回り方|ナミ像からゾロ像
2日目は、熊本市内から阿蘇方面へ向かいます。
ナミ像|俵山交流館 萌の里
2日目最初の像は、西原村の俵山交流館「萌の里」にあるナミ像です。ナミ像の脇にはミカンの樹が植えられていました。
ナミ像の駐車場は、俵山交流館萌の里の駐車場が無料で利用できました。また、駐車場入口から左に行くと、ナミ像前に駐車場があります。こちらも無料です。
萌の里では、地域の農産物や特産品も購入できます。
フランキー像|南阿蘇鉄道高森駅
ナミ像からフランキー像までは、車で約30分です。
フランキー像は、南阿蘇鉄道の高森駅前に設置されています。
フランキー像の駐車場は、南阿蘇鉄道高森駅横に駐車場があり、無料で利用できます。また、子育て支援センターや観光交流センターの駐車場も利用できるようです。
高森駅の駅舎の一角にフランキーのコーナーが設置されていて、ビンのコーラの自販機もあります。
また、駅舎には、たくさんの漫画家さんのサイン入りの色紙も飾られています。こちらも必見です。
ロビン像|熊本地震震災ミュージアムKIOKU
続いて、熊本地震震災ミュージアムKIOKUにあるロビン像へ向かいます。ロビン像は、旧東海大学阿蘇キャンパスの震災遺構近くに設置されています。
フランキー像からの移動時間は約28分です。
ロビン像の駐車場は、震災遺構ミュージアムKIOKUの駐車場を無料で利用できました。
駐車場からロビン像に向かう途中に熊本地震の際にできた地割れが保存された震災遺構があります。また、旧東海大学阿蘇キャンパスの校舎も残されていて、地震の被害の大きさがうかがわれます。
ロビン像を見る際に注意したいのが、開館時間と休館日です。
ロビン像への入場は9時から17時までで、毎週月曜日は休館です。月曜日が祝日の場合は翌平日が休館になります。
ウソップ像|JR阿蘇駅前
ロビン像の次は、JR阿蘇駅前のウソップ像です。ウソップ像は阿蘇駅前のロータリーに設置されています。道の駅阿蘇の横なのですぐにわかると思います。
ロビン像からの移動時間は約23分です。
ウソップ像の駐車場は、道の駅阿蘇の駐車場を無料で利用できました。
57号線に出ているこの看板を目印にするとよいでしょう。
ゾロ像|大津中央公園
全10体の最後は、ゾロ像です。ゾロ像は、大津中央公園の芝生の広場に設置されています。
ウソップ像からの移動時間は約30分です。
ゾロ像の駐車場は、大津中央公園の駐車場を無料で利用できました。
大津中央公園には謎のキャラクター「からいもくん」も設置されていました。
福岡方面へ帰る場合は、大津町を最後にすることで熊本市中心部へ戻る必要がなく、そのまま帰路につきやすくなります。
熊本グルメと観光
ワンピース像巡りは移動距離が長いため、ルート上でご当地グルメを楽しむと、旅行の満足度が高くなります。また、1泊2日の余裕のある行程を選ぶと周辺観光もしやすくなります。
熊本ラーメン
熊本ラーメンは、豚骨スープにマー油やニンニクを合わせた香ばしい味が特徴です。1日目の昼食にオススメします。
阿蘇の赤牛料理
ナミ像、フランキー像、ロビン像の阿蘇周辺は赤牛が有名で、赤牛を使った赤牛丼やハンバーグがあります。2日目の昼食にオススメです。
ワンピース像巡りの周辺観光
JR熊本駅近くのアミュプラザに麦わらストア熊本店があります。フィギュアをはじめ、様々なグッズが販売されていて見るだけでも楽しめます。
ワンピース像のうち、フランキー像、ロビン像近くにある道の駅あそ望の郷くぎのでは、10月頃のコキアとコスモスが見ごろです。
南阿蘇鉄道では、サウザンドサニー号をモチーフにした列車サニー号トレインが走っています。列車内もワンピースのキャラが描かれています。
ワンピース像巡りでは周遊ガイドブックも便利
旅行前には、公式の周遊ガイドブックを確認しておくと便利です。
このガイドブックには、各キャラクター像の紹介、周辺観光情報、名物グルメ、ワンピース土産などが掲載されています。web版、PDF版は、公式ページから入手できます。紙版は、以下の施設で入手できます。
営業時間 8:30~17:00
休業日 土・日・祝日
〇震災ミュージアムKIOKU 入館受付
営業時間 9:00~17:00
休業日 毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、12/29~1/3
〇JR熊本駅 1階総合観光案内所
営業時間 9:00~17:30
休業日 なし
〇阿蘇くまもと空港 1階セブンイレブン
営業時間 6:30~21:30
休業日 なし
〇SAKURA MACHI Kumamoto 2階総合案内所
営業時間 10:00~20:00
休業日 なし
なお、周遊ガイドブックは、無料で引き換えできますが、周遊アプリ『IKOU』(無料)のダウンロードが必要です。ちなみに、震災ミュージアムKIOKUで引き換えましたが、このガイドブックの存在を知っている人は少ないとのことでした。
紙版の配布場所や営業時間は変更されることがあるため、公式サイトで最新情報を確認してください。
まとめ|ワンピース像は1泊2日の最短ルートで回るのがおすすめ
ゆっくり記念写真を撮り、ご当地グルメも楽しむなら、次の1泊2日コースがおすすめです。
1日目:ジンベエ→ブルック→サンジ→チョッパー→ルフィ
2日目:ナミ→フランキー→ロビン→ウソップ→ゾロ
実際に全10体を回ってみると、像の完成度だけでなく、有明海、熊本市内、南阿蘇、阿蘇の山々など、熊本県内のさまざまな景色を楽しむことができました。
単に像を順番に撮影するだけでなく、熊本ラーメンや阿蘇グルメ、道の駅での買い物も組み合わせて、麦わらの一味と熊本を巡る旅を楽しんでください。
震災からの復興支援にはふるさと納税も有効です。各地の特産品も堪能できるので一石二鳥です。
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