ガルプ　ベビーサーディンの特徴、使い方、保存方法

ガルプベビーサーディンは、良く釣れるらしいから使ってみようかなと考えている方に、ガルプベビーサーディンを使い続けて10年以上の私が、特徴や使い方、保存方法などを紹介します。

ガルプベビーサーディンとは

ガルプベビーサーディンは、バークレイというブランドの匂い付きの液体に付け込まれた汁系のワームです。ワームの形状としては、小イワシを模したオーソドックスなピンテールで、メバルやアジなどを対象としたライトゲームの定番ワームです。

ガルプベーサーディンのスペック

サイズは、2インチと1.5インチがありますが、2インチの方を購入しておけば問題ありません。短く使いたい時は、切ればよいです。

カラーは、2インチで16色設定があり、1.5インチでは15色です。

ガルプベビーサーディンとして、袋で販売されているものには、18本入っています。また、ガルプアライブベビーサーディンとして、ジャーに入れて販売されているものもあります。こちらは、5色ですが、36本のワームが入っていて、さらにガルプ汁もGETできるお得なものになっています。

ガルプベビーサーディンの特徴

ガルプの特徴はなんといってもその匂いです。この匂いで魚を寄せます。匂いの元となる汁は、ガルプアライブリチャージジュースとして売られています。

ワームの形状は、ピンテールなので、テールの部分が震えるように動く微波動ワームで、スレた魚にも効果的です。

ガルプベビーサーディンで釣れた魚

メバル、アジ、カサゴ、タケノコメバル、セイゴ、ソイ、シロギス、マハゼ、ヒラメ（ソゲサイズ）、キジハタ、クエ（幼魚）が釣れたことがあります。ライトゲームの対象魚は、すべて狙えるでしょう。中でも、メバルと根魚には特に効果的です。ワームの形状的にも、ただ巻きでメバルを狙うのが最も効果的だと思われます。釣れるメバルのサイズも10㎝ほどのミニメバルから尺メバルまで釣れるので、メバル狙いだと、これだけで済んでしまいます。

ガルプベビーサーディンにあうジグヘッド

ガルプベビーサーディンは、微波動系なので、アクションはつけずに、ただ巻きが良いと思います。そのため、ダート系のジグヘッドではなく、通常のラウンド型などのリトリーブ主体のジグヘッドとの相性が良いと思います。オススメは、尺ヘッドのRタイプです。

ガルプベビーサーディンの使い方

ガルプベビーサーディンは、あらゆるポイントで使えますが、匂いで寄せるため、他のワームでは使いにくいオープンな開けたポイントでも効果を発揮します。また、岸壁のキワ狙いではメバルやカサゴのバイトが得られやすく、ボウスのがれには最適です。仕掛けとしては、ジグヘッド単体でただ巻きのリトリーブで釣っていくのが一般的な使いかたです。食いが渋い時は、軽めのジグヘッドでスローに誘うのも効果的です。

ガルプベビーサーディンの保存方法

ガルプベビーサーディンは匂いのある汁に付け込んで保存しておく必要があります。そうしないと干からびてしまいます。しかし、買った時に入っている袋はチャックがあるものの、中の汁が漏れてきます。以前より多少改善されましたが、やはり漏れてきます。匂いが強烈なだけに、車の中やバッグに、液漏れしないように専用のケースで保存する必要があります。オススメはメイホウのVSリキッドパックシリーズです。これは液漏れしません。

ガルプベビーサーディンの携行方法

釣り場には、保存用のケースで持って行っても良いですが、少しかさばるのでランガンやテトラへの釣行には向いていません。そのためランガン用に小さなケースに小分けするとよいと思います。以前はナルゲンの広口のジャーが売られていましたが、販売がなくなっています。かわりに、似たような製品で瑞穂 Mボトル広口瓶30mlというボトルで代用できそうです。

また、同じような汁系ワームであるエコギアアクアの保存用のボトルでも良いと思います。

他では、ライトゲームの巨匠レオン師匠は、スピッツ管に入れて利用されていました。

ガルプベビーサーディンのデメリット

ガルプは匂いで魚を寄せますが、強烈な匂いで、呼んでほしくない魚まで召喚してしまいます。ベラやフグの類は、歯が鋭いため、ピンテールがかじられたり、本体がかじられたりして、ボロボロになります。ひどい時は1投ごとに食いちぎられることもあります。

まとめ

ガルプベビーサーディンは、その匂いで魚を寄せますが、ワームの形状はオーソドックスなピンテールです。無駄なアクションはいれずにただ巻きで使うことが基本です。メバルにはよく効くワームなので、良型のメバルを狙って行ってください。オススメのカラーはチャートリュースです。それと、ピンクとクリア系を持っていたらそれで十分な釣果が得られると思います。