紀州釣りの自作ウキ|カヤを使ったダゴチン釣り用ウキの作り方

2026/07/05

ダゴチン釣り 釣り道具

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紀州釣りで使うウキは、市販品を使うこともできますが、自作することもできます。

今回は、ダゴチン釣りで使っている自作のカヤウキの作り方を紹介します。

ここでいうダゴチン釣りとは、紀州釣りのことです。

紀州釣りでは、ダンゴを投げたあと、海中でダンゴが割れてからウキに反応が出ます。そのため、ウキには見やすさ、安定感、浮力調整のしやすさが必要です。

自作ウキなら、自分の釣り場や仕掛けに合わせて浮力を調整できます。

この記事では、

・紀州釣り用の自作ウキに必要な材料
・使う道具
・カヤウキの作り方
・中通しオモリの入れ方
・浮力調整のやり方
・塗装とクリアコート
・実際に作って分かった注意点

をまとめます。

自作した紀州釣り用のカヤウキ

紀州釣りの自作ウキに使う材料

今回紹介する紀州釣り用の自作ウキは、カヤを使ったカヤウキです。

使った材料は次のとおりです。

・カヤ
・グラストップ
・硬線
・中通しオモリ1.5号
・ウキのトップ
・補修糸
・接着剤
・塗料
・クリアコート

カヤは2本入りで300円くらいのものを使いました。

グラストップの太さは1mmくらいのものです。

硬線はステンレス製のものを使いました。

材料は釣具店でそろえられますが、最近はウキトップの入手が少し難しくなってきていると感じます。

見つけた時に予備を買っておくと、自作ウキを作る時に困りにくいです。

自作ウキに必要な道具

紀州釣り用の自作ウキを作る時に使った道具は、次のとおりです。

・彫刻刀
・接着剤
・ヤスリ
・カッター
・ペンチ
・塗装用の筆
・乾燥させるための洗濯物干し

彫刻刀がなければ、小刀でも十分です。

カヤの中をかき出したり、細かく削ったりする作業があるので、刃物は必要になります。

また、オモリを削って浮力調整をするため、ヤスリも用意しておいた方がよいです。

紀州釣り用の自作ウキの作り方

ここから、実際の作り方を順番に紹介します。

今回は、ウキの下側、つまり道糸に近い方から作っていきます。

1. 硬線を曲げてスナップサルカンを通す部分を作る

まず、硬線を5cmくらいに切ります。

切った硬線を、ひらがなの「つ」のような形に曲げます。

この部分は、スナップサルカンを通すための部分になります。

曲げた硬線をグラストップに合わせ、補修糸で巻きつけます。

巻きつけたら、接着剤でしっかり固定します。

ここが弱いと、実釣中に外れたりする可能性があります。

時間をかけて製作した自作ウキが外れて飛んでいったら泣きそうになります。

紀州釣りではダンゴを投げるため、ウキにもそれなりに負荷がかかります。補修糸と接着剤で、しっかり固定しておくことが大切です。



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2. カヤを半分に切る

次に、カヤを半分に切ります。

カヤの長さは、半分に切って使っています。このくらいの長さが重さや実釣での扱いやすさなど全体的にバランスが良いと思います。

ただし、カヤを半分に切った場合、中通しオモリ1.5号では少し重い感じになります。

逆に1号では軽く、後で板オモリを追加する必要があります。

そのため、最初は重めにオモリをつけておいて、あとで浮力調整する前提で作った方がよいです。

3. カヤの中身をかき出す

カヤを切ったら、端から3cmくらいの中身をかき出します。

この部分に、ウキ下部パーツを差し込むためです。

カヤの中をかき出す時は、削りすぎないように注意します。

削りすぎると、カヤが割れやすくなったり、パーツを差し込んだ時に固定しにくくなったりします。

また、差し込みやすくするために、カヤに少し切れ目を入れておきます。

切れ目を入れることで、グラストップを差し込んだあとにとがった感じに閉じやすくなりますが、深く切りすぎるともろくなるので注意します。

4. 中通しオモリを通してカヤに差し込む

先ほど作ったウキ下部のパーツに、中通しオモリ1.5号を通します。

その状態で、カヤに差し込みます。

差し込んだ部分は、補修糸で巻いてから接着剤で固定します。

ここも強度が非常に大事です。

紀州釣りでは、仕掛けの着水時にウキに力がかかります。

補修が甘いと、この部分で割れてしまいます。

補修糸をしっかり巻いて、接着剤でしっかりと固定する必要があります。

5. 上側のトップをはめて固定する

下側のパーツを固定したら、最後に上側のトップをはめます。

トップを差し込んだら、同じように補修糸を巻き、接着剤で固定します。

この時、できるだけまっすぐになるように意識します。

ただ、実際に作ってみると、完全にまっすぐにするのはなかなか難しいです。

多少曲がってしまうこともあります。

自作ウキでは、このあたりは何度か作りながら慣れていく部分だと思います。

浮力調整のやり方

ウキの形ができたら、次は浮力調整です。

紀州釣り用の自作ウキでは、この浮力調整がかなり重要です。

カヤの長さだと中通しオモリ1.5号だと少し重く、沈みすぎる感じです。

一方で、1号だと軽く、後から板オモリを追加する必要があります。

このウキは、紀州釣り用の自立ウキとして使い、仕掛けにガン玉を打つ釣り方はしません。そのため、重すぎる分をヤスリで少しずつ削って調整します。

目安としては、ウキのトップの半分くらいが水面にでる状態です。

浮力調整は、一気に削るのではなく、少し削って浮かべて確認する作業を繰り返します。

削りすぎると戻せないので、慎重に進めた方がよいです。

浮力調整には長いケースを使うと便利

浮力調整をする時は、水をためられる長い容器が必要です。

このウキは全体的に50㎝くらいあって長いため、短いバケツだと、ウキ全体をまっすぐ浮かべることができません。

長いウキケースや竿のケースを使うと、ウキを浮かべて確認しやすいです。

実際に水に浮かべて、トップがどのくらい出るかを見ながら調整します。

また、ある程度削ったら、真水ではなく、海で浮かべてみて確認する作業も必要です。

塗装とクリアコート

浮力調整が終わったら、最後に色を塗ります。

塗装は1回だけだと色が薄くなりやすいので、何度か重ね塗りします。

今回は2回塗りました。

その上から、クリアコートも塗ります。

クリアコートも2回塗りました。

塗装とクリアコートをしておくことで、見た目がよくなるだけでなく、カヤの保護にもなります。

塗装が少ないと、ウキ本体のカヤ部分にダメージが入ってウキが使えなくなる恐れがありますので、なるべく重ね塗りをした方が良いです。

乾かす時は、洗濯物干しを使うと便利です。

トップの部分をはさんで吊るすようにすると、ウキを乾燥させやすいです。

自作ウキで難しいところ

実際に紀州釣り用のウキを自作してみると、難しいと感じるのは次の部分です。

まっすぐ作るのが難しい

カヤにパーツを差し込む時や、トップを固定する時に、少しでもズレるとウキが曲がります。

完全にまっすぐ作るのは意外と難しいです。

今回作ったウキも、少し曲がってしまいました。

ただ、多少曲がっても使える場合はあります。

見た目を重視するなら、差し込む前に仮組みして、まっすぐになっているか確認してから接着した方がよいです。

浮力調整は削りすぎに注意

中通しオモリを削って浮力調整する場合、削りすぎると元に戻せません。

少しずつ削って、その都度水に浮かべて確認するのが安全です。

最初から軽いオモリを使うと、あとで板オモリなどを追加する必要が出ることもあります。

そのため、少し重めから削って合わせる方が調整しやすいです。

万一、削りすぎた場合は、塗装前に板オモリを中通しオモリ付近に巻いて調整します。

ウキトップの入手が難しいことがある

材料の中でも、視認性の良いウキトップは手に入りにくいことがあります。

釣具店で見つけた時に買っておくと、自作したい時にすぐ作れます。

へらウキ用のトップは売っていることが多いのですが、視認性が低いので、紀州釣りには使いづらいです。

紀州釣りで自作ウキを使うメリット

紀州釣り用のウキを自作するメリットは、自分の釣りに合わせて調整できることです。

市販のウキでも十分釣れますが、市販品の自立ウキは自重がありため、紀州釣りでは扱いずらいです。紀州釣りでは、ダンゴの重さで仕掛けを投入するため、軽い自立ウキの方が釣りやすいです。

また、このウキは水中の部分が長いため、波などによる影響を受けにくく、海中の仕掛けも安定します。

また、遠投しても見やすいようにトップを選ぶことができます。

自作では、このように自分のやりたい釣りにあわせてウキを作ることができます。

まとめ|紀州釣りの自作ウキは浮力調整が大事

今回は、紀州釣り・ダゴチン釣りで使う自作カヤウキの作り方を紹介しました。

作り方の流れは、次のとおりです。

・材料と道具を用意する
・硬線を曲げてスナップサルカンを通す部分を作る
・カヤを半分に切る
・カヤの中身を3cmほどかき出す
・中通しオモリを入れて下部パーツを固定する
・上側のトップを固定する
・水に浮かべながら浮力調整する
・塗装とクリアコートをする

特に大事なのは、パーツ固定時の補修糸での補修と塗装です。

ここでしっかりとしていないとウキ自体の耐久性が低下してしまいます。

紀州釣り用の自作ウキは、まっすぐ作るのが少し難しく、浮力調整にも手間がかかります。

それでも、自分の仕掛けや釣りのスタイルに合わせたウキを作れるのは大きな魅力です。

紀州釣りやダゴチン釣りで使うウキにこだわりたい方は、カヤウキの自作に挑戦してみるのも面白いと思います。

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 キャンプは、2010年にファミリーキャンプデビューしました。 釣りは 、子どもの頃から好きで、ハヤ釣りから始めバス釣り、フカセ釣り、メバリング、ショアジギなどエサ釣り、ルアー釣り問わずオカッぱりからの釣りをいろいろやってます。

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