今回は、堤防でパン粉釣法のクロ狙いと、アジの泳がせ釣りをしてきました。
結果からいうと、パン粉釣法は木っ端クロ1枚で苦戦。
一方で、朝マズメの泳がせ釣りでは59cmの良型ヒラメを釣ることができました。
パン粉釣法は、マキエにもツケエサにもパン粉を使ってクロを狙う釣り方です。エサ取りが多い時期でもクロを狙いやすく、エサ代も安くすむのが魅力です。
今回は、パン粉釣法でクロを狙いながら、
・どんな仕掛けを使ったのか
・どのタナを狙ったのか
・釣れない時に何を試したのか
・泳がせ釣りではどうやってヒラメが釣れたのか
を実釣記録としてまとめます。
釣行日の状況
釣行日は10月24日。
潮は中潮で、満潮は7時25分、干潮は13時44分。風は東南東1m、波高は1mほどでした。
釣行時間は朝4時から11時30分まで。
朝マズメは泳がせ釣りでヒラメを狙い、日が昇ってからはパン粉釣法でクロを狙う作戦です。
最初に港内で泳がせ釣り用のアジを確保し、その後、釣り座に戻って泳がせ釣りとパン粉釣法の準備をしました。
まずは泳がせ釣り用のアジを確保
釣り場に着いてから、いつものテトラを確保し、港内へアジを釣りに行きました。
常夜灯の周りでは常連さんがアジを釣っていましたが、こちらはなかなか釣れません。
その後、別の常連さんが対岸に移動するとのことだったので、そちらに入らせてもらいました。
マズメ前までに、なんとかアジを10匹ほど確保。
数はあまり伸びませんでしたが、泳がせ釣りをするには最低限のエサを用意できました。
パン粉釣法がメインの日でも、ヒラメや青物の気配がある釣り場なら、泳がせ用のアジを確保しておくとチャンスが広がります。
朝マズメは泳がせ釣りでヒラメ狙い
明るくなりかけたタイミングで、泳がせ仕掛けを投入しました。
同時に、ショアジギングでもボトム付近を探ります。
ジグはサムライジグを使いました。
ジグはフォールを長めに取り、ヒラメを意識して底付近を攻めました。
しばらくすると、泳がせ竿にアタリが出ます。
ただ、大きく引き込むようなアタリではありません。
竿をあおってみると、アジを吐き出されていました。
しかし、アジにはヒラメらしい歯型が残っていました。
この時点で、近くにヒラメがいると判断。
今度は小さめのアジに付け替えて、すぐに同じ周辺へ投入しました。
堤防でヒラメを狙う泳がせ釣りの仕掛けは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
アタリから50カウントして59cmヒラメ
その後、再び泳がせ竿にアタリが出ました。
今回も、竿先を大きく引き込むようなアタリではありません。
ただ、先ほどアジに歯型が付いていたので、ヒラメの可能性が高いと考えました。
すぐには合わせず、50ほど数えます。
ラインを張り気味にして様子を見ましたが、ラインが走る感じはありません。
それでも「当たっていたはず」と判断して合わせると、ガツンと重みが乗りました。
あまり走らず、重いだけの引き。
ゆっくり寄せてタモ入れすると、上がってきたのは59cmのヒラメでした。
60cmには少し届きませんでしたが、堤防の泳がせ釣りでは十分うれしいサイズです。
釣り上げた後に仕掛けを確認すると、フロロ4号のハリスにはヒラメの歯で傷が入っていました。
ヒラメを釣った後は、必ずハリスを確認して、傷があれば結び替えた方が安全です。
パン粉釣法の仕掛け
ヒラメを釣った後は、パン粉釣法でクロを狙いました。
今回使った仕掛けは次のとおりです。
・ウキ:全遊動EX 0号
・ハリス:1.5号
・針:チヌ針2号
・マキエ:パン粉のみ
・ツケエサ:パン粉
・狙ったタナ:2ヒロ前後
パン粉釣法は、マキエもツケエサもパン粉を使うのが特徴です。
オキアミや集魚剤を使わないので、エサ代を安く抑えられます。
また、エサ取りが多い時期でも、クロだけを狙いやすい釣り方として使えます。
パン粉を撒くと小クロとアブッテカモが集まった
マキエはパン粉のみ。
ひたすら撒いていると、大量の小クロとアブッテカモが集まってきました。
魚の反応はあります。
ただし、問題はここからです。
ツケエサもパン粉にして、マキエの投入点から少しずらして仕掛けを入れます。
2ヒロくらいのタナを中心に攻めました。
すると、ウキは引き込まれます。
しかし、なかなか針掛かりしません。
魚はいるのに掛からない。
パン粉釣法で釣れない時に試したこと
ウキが入るのに針掛かりしないため、いくつか調整しました。
エサの大きさを変える
まず、ツケエサのパン粉の大きさを変えました。
パン粉を大きめにつけると目立ちますが、魚がつつくだけで針まで吸い込みにくいことがあります。
逆に小さすぎると、すぐに取られたり、アピールが弱くなったりします。
今回は大きさを変えて試しましたが、はっきりした改善はありませんでした。
沈める深さを変える
次に、仕掛けを沈める深さを変えました。
最初は2ヒロ前後を中心に攻めましたが、反応が悪かったため、少し浅くしたり深くしたりして様子を見ました。
パン粉釣法では、クロが浮いている時は浅いタナで釣りやすいですが、魚が浮ききらない時はタナ合わせが難しくなります。
投入点を変える
マキエを先に打ち、仕掛けの投入点を潮下にずらしたり、マキエに近づけたり、逆に少し離したりしました。
潮上に入れて、仕掛けがマキエと同調するようにも試しました。
パン粉釣法では、マキエとツケエサの同調がかなり重要です。
ただ、今回はどのパターンも反応がよくありませんでした。
沖も狙ってみる
手前の反応が悪かったので、少し沖も狙ってみました。
すると、ウキが消し込んでいきます。
合わせると、釣れたのはベラ。
その後、同じように攻めるとチャリコも釣れました。
パン粉釣法は木っ端クロ1枚で終了
その後も、マキエを多めに撒いたり、投入タイミングをずらしたりして、いろいろ試しました。
しかし、良い反応は出ません。
最終的に、パン粉釣法は木っ端クロ1枚で終了でした。
魚は見えていたので、完全に無反応というわけではありません。
ただ、見えている小クロやアブッテカモをうまくさけて、その下にいると思われる良型クロにツケエサは届きませんでした。
今回の反省点としては、次の3つです。
・魚は寄ったが、針掛かりさせる工夫が足りなかった
・タナを変えても良型クロの層を見つけられなかった
・パン粉のツケエサのサイズ調整がうまくはまらなかった
パン粉釣法は、魚が食ってくるタナとツケエサとマキエとの同調が合わないと苦戦することもあります。
パン粉釣法で分かったこと
今回の釣行で感じた、パン粉釣法のポイントをまとめます。
1. パン粉だけでも魚は寄る
パン粉で本当に魚が寄ってくるのか?最初は疑問に思います。今回もマキエはパン粉のみでしたが、小クロやアブッテカモもしっかり集まりました。
オキアミや集魚剤を使わなくても、パン粉だけで魚を寄せる力はあります。
2. パン粉でも外道は釣れる
パン粉釣法はエサ取りをかわしやすい釣り方ですが、外道がまったく釣れないわけではありません。
今回もベラやチャリコが釣れました。
「パン粉ならクロだけ釣れる」と考えるより、「オキアミよりはエサ取りを抑えやすい」くらいに考えた方がよいです。
3. ウキが入っても針掛かりしないことがある
パン粉釣法では、ウキが引き込まれても針に掛からないことがあります。
ツケエサのサイズ、針の大きさ、タナ、仕掛けの入り方が合っていない可能性があります。
今回もこの状態に苦戦しました。
4. タナと同調が重要
マキエのパン粉とツケエサのパン粉を同じ流れに乗せることが重要です。
投入点をマキエと同じにするだけでなく、潮の流れを見て、少し潮上や潮下にずらす必要があります。
今回はいろいろ試しましたが、良いパターンを見つけきれませんでした。
5. 釣れない日も記録しておくと次につながる
今回のパン粉釣法は成功とは言えませんでした。
ただ、釣れない時に何を試したかを記録しておくと、次回の改善につながります。
パン粉の大きさ、タナ、投入点、魚の反応を残しておくことは、次の釣行でかなり役立つと思います。
泳がせ釣りはその後アタリなし
ヒラメを釣った後も泳がせ釣りを続けました。
沖でヒラメが釣れたので、日が昇ってからは手前の根魚も狙ってみました。
しかし、反応はありません。
最後は泳がせのアジがイカにかじられただけで終了しました。
この日は、泳がせ釣りのチャンスは朝マズメに集中していたようです。
まとめ|パン粉釣法は釣れない時の調整が大事
今回は、パン粉釣法でクロを狙いながら、朝マズメには泳がせ釣りで59cmのヒラメを釣ることができました。
釣果だけを見ると、主役はヒラメです。
しかし、パン粉釣法でも小クロやアブッテカモは寄り、ウキが入る場面もありました。
一方で、針掛かりしない、良型クロが出ない、ベラやチャリコが釣れるなど、難しい部分もありました。
パン粉釣法でクロを狙うなら、
・マキエとツケエサはパン粉でそろえる
・魚が寄るまでしっかり撒く
・タナをこまめに変える
・マキエと仕掛けの投入点を調整する
・ツケエサのパン粉の大きさを変える
・ウキが入っても掛からない原因を考える
このあたりを意識した方がよいと感じました。また、今回は、違う大きさの針、細いハリスを持っていかなかったので、変更できませんでした。次回は釣れない時に試してみたいです。
パン粉釣法は、エサ代が安く、エサ取りが多い時期にもクロを狙いやすい釣り方です。
釣れない時ほど、タナ、投入点、ツケエサのサイズを調整することが大事だと思います。
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