メバリングは、ルアーでメバルを狙う釣りですが、ルアーは、主にワームが使われます。メバリング用に、長さ、カラー、形状など多種多様なワームが販売されています。
メバリング用のワームを買いに行ってみて、こんな悩みはありませんか?
- ・いろいろありすぎて、どれを選べばよいかわからない。
- ・本当に釣れるワームを選びたい。
そこで、メバリング歴10年以上で尺メバルも釣ったこともある私が、本当に釣れて実績のあるオススメのワームを紹介します。
メバリング用のワームとは
メバリング用のワームは、メバルが捕食しているアミなどのプランクトン、小イワシなどの小魚、エビなどの甲殻類、バチなどの多毛類に似せた形状をしています。また、メバリングで使うワームは、大きさが2インチ(5㎝)程度とヒラメやシーバスなどの他のターゲットを狙うワームと比較して小さめのサイズになっています。
メバリング用ワームの種類
メバリング用のワームは、たくさんの種類がありますが、主な形状としては、まっすぐなピンテール系、ストレート系、テールのあるカーリーテイル系、シャッド系、左右にダートするダート系です。
ピンテール系
ピンテール系は古くからあるメバリングの定番ワームで、テール部分から微波動をうみだします。ピンテール系のワームのアクションは、スローなただ巻きが基本です。アピール力は強くないので、スレにくく小場所をピンポイントで狙う場合などに向いています。また、スレにくいことからパイロット的に使うワームにも向いています。
ストレート系
ストレート系のワームは、その名のとおり、まっすぐな形状をしています。これも微波動なので、スレにくいなどの特徴は、ピンテール系と同じような感じです。
カーリーテール系
カーリーテイル系は、テイル部分がピロピロと震えます。シャッドほどの強波動ではありませんが、ピンテール系・ストレート系に比較するとアピール力が強いワームです。
シャッドテール系
シャッドテール系は、水流を受けるとテイルの部分が小魚の尾ひれのように振動し、強波動を生み出します。ワームの存在感があった方が良いような波っ気のある時や比較的オープンな場所を狙う際に使用します。
ダート系
ダート系は、専用のジグヘッドとあわせて、左右にダートさせてからフォールで食わせるマイクロワインドで使うワームです。低活性時に強制的にスイッチを入れて釣る場合やデイゲームに向いています。他のワームで反応がないが、メバルは居る時に最終手段的に使うことが多いです。
メバリング用ワームの選び方
長さ
長さは2インチが基本です。低活性時やショートバイトが続く時には短くすることもあるので、1.5インチ程度のものもそろえておくとよいと思います。
形状
形状は、シンプルなピンテール系・ストレート系でも、リブなど細かなパーツが付いているワームもあります。細かなリブで微波動を生み出したり、水の抵抗を受けてアクションしたり、フォールスピードを遅くしたり、様々な効果をうみだすものがあります。メバリングでは、どの場所でも、あらゆるシチュエーションでピンテール系が最もベーシックなワームになると思います。他には、シャッド系とダート系があれば、大半の状況には対応できると思います。
カラー
クリア系、ソリッド系、グロー系が主な分け方になります。メバリングでは、特にクリア系を使うのが特徴です。これは、メバリングの定番カラーで、ワーム内にラメを入れているようなものもあります。常夜灯の下など明かりのあるところでは鉄板のカラーです。
ソリッド系は、チャート、ピンクなどはっきりした色合いのものです。明かりのあるところで、ワームを目立たせたい時などに使用します。ソリッド系でもチャートからグリーンに変えただけでHITすることも多々あり、ソリッド色もいくつか持っていたほうが良いです。
グロー系は、夜光で光るカラーです。アピール力は最強です。闇夜、濁りがきつい時など、ワームの存在を目立たせたい時に使います。
オススメのメバリング用ワーム
ピンテール系のオススメ
ピンテール系のオススメワームは、スクリューテールグラブとガルプベビサーディンです。スクリューテールグラブは、メバリングの草創期に、OFTというメーカーから販売されていました。当時のメバリングでは人気、実力ともに絶大な支持をあつめていました。その後、OFT社は廃業され、スクリューテールグラブはスミス社が引き継いで販売しています。現在でも、完成されたフォルムで実績もあり、釣り場で最初に投げるパイロットワームとして最適で良く釣れるワームです。
ピンテール系でもうひとつは、ガルプベビーサーディンです。これも古くからある定番ワームで、その匂いで魚を寄せ、口を使わせる反則ワームです。ガルプベビーサーディンの使い方や保存方法などは下記記事にまとめています。よろしければご覧ください。
カーリーテイル系のオススメ
カーリーテイル系のオススメワームは、ガルプのジギンググラブです。これは、1.5インチと小さめですが、テールの部分がひらひらとなびくようにアクションします。アピール力は、ピンテール系よりは強めですが、シャッドテイル系よりは弱めです。
シャッドテイル系のオススメ
シャッドテイル系のオススメワームは、グラスミノーSSです。テイル部分は、水の抵抗を受けると小魚が尾ひれを動かしているように震えて強波動を生み出し、ボディ部分はローリングしてウォブリングのアクションをします。このワームは古くから販売されているロングセラーかつ定番で実績も十分なワームです。先ほどのスクリューテールグラブと同様に長く売れている商品は釣れるから売れているといえます。
ダート系のオススメ
ダート系のオススメワームは、ガルプミノーです。現在、ワインドと呼ばれる釣り方は、オンスタックルデザインという会社がタチウオ釣りで開発した釣法です。マナティという独特の形状のワームとZZヘッドというこれも独特の形状のジグヘッドを用いて、左右にダートさせてバイトを誘う釣り方です。ガルプミノーも、ダート系のジグヘッドをつけてチョンチョンと竿をしゃくると、左右にピュンピュンとキレがあるダートを披露します。また、ミノーはただ巻きもイケるワームです。
上の画像は、尺ヘッドDタイプにつけたミノーの2インチです。オススメは1インチです。ガルプミノーの使い方やオススメのカラーなどを下記記事にまとめていますのでよろしければご覧ください。
まとめ
メバリング用のワームの種類、長さ、カラーを解説し、オススメのワームを紹介しました。メバリングが人気になるにつれ、様々な形状やカラーのワームが販売されるようになりました。それぞれのワームで強い状況もあるとは思いますが、どのワームを使うか迷った時は今回、オススメしたロングセラーのワームが良く釣れるオススメのワームです。この記事が、メバリングのワーム選びの参考になれば幸いです。
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