シロギスは、釣って楽しい、食べておいしい魅力的なターゲットです。本格的な投げ竿などのタックルではなく、メバリングロッドで少しだけ投げるような釣り方でも十分に釣果が望めます。この記事では、メバリングロッドを使ったシロギス釣りのタックルや仕掛け、エサを紹介しています。また、シロギスの釣果を伸ばすための釣り方のコツを紹介します。
メバリングロッドでシロギス釣りのタックル
メバリングロッドで10gまで負荷できるものであれば使えます。メバリングロッドは感度が高いため、アタリが明確に取れます。リール、ラインもすべて普段のメバリングで使っているもので十分です。。ラインは3ポンド以上の強度があれば良いと思いますが、PEラインの方がより明確にアタリがとれます。その際は、リーダーは組まなくてもよいと思います。
メバリングロッドでシロギス釣りの仕掛け
10g程度のオモリを使って仕掛けを投げますが、キャロのように中通しオモリを使う仕掛けがあります。これは、絡み防止ようにパイプを使わないと、キャスト時に仕掛けが絡みやすくなります。一般的な投げ釣りでは天秤を使いますので、メバリングロッドでも天秤を使用したいと思います。天秤はいろいろな種類がありますが、ジェット天秤ではなく、オモリを付け替えることができる天秤が良いと思います。この時、天秤にラインを直結するのではなく、遊動とすることで食い込みがよくなりアタリも大きくでます。ちなみに写真のオモリは2号で7.5グラムとなり、写真の天秤は3グラムのため、総重量は10.5gになります。オモリの重さをそれぞれのロッドで負荷できるグラム数に換算(1号=3.75g)してオモリの重さを決めてください。
メバリングロッドでシロギス釣りの餌
パワーイソメでも釣れないことはないですが、エサを使ったほうが喰いはいいです。使うエサは、イソゴカイと呼ばれ、地方によって、ジャリメ、砂ゴカイ、砂虫などとよばれている虫エサが良いです。このエサは、ゴカイよりも固く、青イソメよりも小さいので、キス釣りに使いやすいエサです。30g程度あれば半日は楽しめます。針につける時は頭の部分をカットしたほうが喰いがいいです。
メバリングロッドでシロギス釣りに適した時期
シロギスが釣れる時期は、地域にもよりますが、4月くらいから11月くらいまでです。特に5月、6月、7月は、産卵のために大型が接岸して荒食いをしているため、25㎝くらいの良型が狙えます。8月以降は、小さい10㎝前後のピンギスの数が狙えます。10月、11月は、落ちギスといって、深場に移動する前の良型の荒食いがあり、この時も良型が狙えます。
メバリングロッドでシロギス釣りに適した時間帯
シロギスは基本的には昼行性の魚なので、明るい時間に狙います。活性が高いのは、朝マズメですが、日が昇っても釣れます。夜は、大型が狙えると言う人もいますが、エイ、ゴンズイ、ウミヘビと釣りたくない魚が釣れる可能性が高いのでおすすめしません。
メバリングロッドでシロギス釣りで狙うポイント
メバリングロッドなので、サーフではなく、底が砂地の漁港が良いです。狙う場所は、先端の内側付近の船道のカケアガリです。シロギスは港内にも入ってくるので外海だけでなく、港内も探った方がよいです。
メバリングロッドでシロギス釣りの釣り方
なるべく遠投して、着底後に竿だけで仕掛けをひっぱり(サビく)、糸ふけを巻いて、またゆっくりとサビくことを繰り返して釣ります。シロギスのアタリは明確で大きくブルブルっとあたります。アタリがあれば少し待ってからアワセます。かかっていなければ、そのまま止めて居れば再度あたってくることが多いです。
数を伸ばすコツ
シロギスは簡単に釣れると思って、なめてかかると家族分の数を確保するのは、なかなか難しいです。数を伸ばすためには、コツがあります。それは、こまめに場所を移動することです。魚のいる場所で釣りをすることが、釣果をあげる鉄則です。回遊待ちではなく、魚のいるところを探しながら釣るランガンスタイルで臨めばよいと思います。そこにシロギスがいたら1投目で喰ってきます。3回投げてアタリもなければ、即移動しています。アタリがあっても、弱弱しいアタリかたなどシロギスっぽくないアタリだと移動しています。
まとめ
メバリングロッドは汎用性の高い竿だと思っています。やわらかいので、ちょっとしたターゲットでビッグゲームが体感でき、ある程度の重さも扱えるので、このようなシロギス釣りにも流用できます。良型のシロギスは小さいからだに似合わず、強烈に抵抗しますので、良型だとドラグがなるようなファイトを楽しむことができます。釣って楽しい、食べておいしい、ほぼ確実に釣れるメバリングロッドのシロギス釣りを楽しまれる際にこの記事が参考になれば幸いです。
ありがとうございました。
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