キャスト時にPEが高切れする原因と予防策

2022/07/09

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ショアジギとかでフルキャストした時にバチンって凄い音してPEが切れたことありませんか?ショアジギ初心者の時に経験したことがあります。これまでの長い釣り人生で高切れが多発したのは初めてでした。PEの劣化ではない、過負荷ではない、では、なぜ切れたのか?
いろいろ調べた結果、結論がでたので解説します。




高切れの原因1 ノット部分のガイドへの干渉

FGノットでもリーダーとPEのノット部分は、少し太くなります。ノット部分がガイドを通る時に抵抗となっています。キャスト時にノット部分がガイドに干渉してブレーキがかかり、ガイドを抜けていくのに時間がかかります。しかし、スプールから大量に放出されたPEはノット部分よりも速くガイドを抜けようとします。この時にPEがノット部分に追いつき、渋滞を起こしたように行き場を無くしてガイドに絡まってしまいます。そして、そこで切れるというメカニズムです。



この事に気づく前に相当な数のジグをロストしました。青物狙いの大きなルアーをキャストして同じように高切れしている人も見かけたことがあります。予防策は、ノット部分をガイドの外にしてキャストすることです。全体にリーダーを短くすることになります。または、細目のラインを使うこと、フルキャストしないことあたりが対策になります。

高切れの原因2 PEの劣化

PEは、何回もキャストを繰り返すことで、ガイドを通るときにこすれて毛羽立ちます。また、紫外線や塩分でも劣化していきます。こうしたPEの劣化も高切れの原因です。

高切れの原因3 PEに傷が入っている

ガイドの傷、スプールに傷があると、一発で切れないにしても、少しづつPEが劣化して毛羽立っていきます。

高切れの原因4 PEとルアーの重量がアンバランス

ルアーの重量がPEの強度に対して重すぎると切れます。これは、ナイロンラインなどの他のラインでも同様です。




まとめ

PEが新品であったり、ルアーウェイトとPEの強度が適正であれば、原因は1である可能性が高いと思います。他の3つは釣り人であれば、注意していることなので、すぐに対策はとれますが、1は知らないと何個もロストすることになります。参考になれば幸いです。

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 キャンプは、2010年にファミリーキャンプデビューしました。 釣りは 、子どもの頃から好きで、ハヤ釣りから始めバス釣り、フカセ釣り、メバリング、ショアジギなどエサ釣り、ルアー釣り問わずオカッぱりからの釣りをいろいろやってます。

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