アジの泳がせ釣りは、アジを泳がせてヒラメや青物を狙う釣り方です。 近年、人気の釣り方で始める人も増えているようです。私がよく行く堤防でも釣っている人を見かけるようになりました。難しいテクニックは不要とか言われていますが、昔から、ヒラメ釣り師の間では、ヒラメ40という言葉があり、アタリがあってから40数えるくらいじっくりと待てという意味ですが、そのくらいアワセのタイミングを判断するのは、とても難しい釣りです。
いつもスッポ抜ける
どのタイミングでアワセたらいいかわからない
といった悩みのある方も多いのではないでしょうか。そこで、泳がせ釣り歴15年以上の管理人が実体験から学んだアタリとアワセのタイミングを解説します。
アジの泳がせ釣りのヒラメのアタリ方
泳がせているアジの大きさ、食ってきたヒラメの大きさによるところもありますが、ヒラメのアタリ方としては、概ね3つのパターンがあると思います。
2回大きくアタリがあるパターン
最も多いアタリ方は、大きく竿先が引き込まれます。緩めのドラグからラインも出ていきます。その後、しばらく時間をおいて、もう一度、竿先が大きく引き込まれます。これが、もっとも多くみられるパターンです。
大きなアタリが1回だけのパターン
大きく竿先が引き込まれて、その後は沈黙したままということがあります。食ってきたヒラメが小さい時やアジが小さい時にこのパターンが見られます。
大きなアタリがすごく大きく竿ごと持っていかれるパターン
大きく竿先が引き込まれて 、竿全体が海に持っていかれるほどの強いアタリがあるときもあります。喰ってきたヒラメが大きい時やアジが小さい時にこのパターンが見られます。
アワセのタイミング
大きく竿先が引き込まれ、緩めたドラグがラインも出ていくと、これだけ大きいアタリだったら、エサを飲み込んでいるだろうと思いがちです。そこで、アワセてもスッポ抜けることが多いです。え?とか思いますが、ヒラメあるあるです。じゃあ、いつアワセるの?ってなります。そこで、アタリ方別に解説します。
2回大きくアタリがあるパターン
アワセるタイミングは、2回目の大きなアタリでアワセます。一度目の大きなアタリの時は、ヒラメがアジに食いついて、アジを咥えて海底に留まっている状態です。ヒラメは、必死に暴れるアジを咥えてアジが弱るのを待っています。この状態であわせても、背がけ、口がけでは針がヒラメの口から外にあるため、針がかりしません。スッポ抜けて悔しい思いをします。2本針で孫針をお腹付近に掛けていれば、ワンチャン針がかりすることもあります。しかし、ここはおとなしく、ヒラメがアジを飲み込んで移動する際に出る2回目の大きなアタリを待つべきです。その時にしっかりとアワセれば、口に針掛かりします。
大きなアタリが1回だけのパターン
一度目のアタリだけで、後が続かない時は、アワセのタイミングが難しいです。この場合、ヒラメが小さく、アジを飲み込むまで時間がかかっているケース、アジが小さくアジを一飲みした後、移動せずにその場にとどまっているケースがあります。かなり長時間待って、60以上数えても動かない場合、ラインを張った状態で少し竿先で引っ張ってみて、ククっときてたり、魚の重みを感じるようであれば、アワセています。その他に、ヒラメ以外の外道として、エソやウミヘビが喰ってきた時もこのパターンがあります。また、嬉しい外道として、根魚もこういったアタリ方をします。ただ、待ちすぎると、根に持っていかれてしまいますので、アワセる判断が難しいです。アジの大きさが小さめの場合は、早めのアワセにしています。
大きなアタリがすごく大きく竿ごと持っていかれるパターン
強いアタリの場合はそのままラインを出して、二呼吸くらい待ってからアワセています。アジが小さかったり、ヒラメが大きかったりで、アジが一飲みにされて、そのままヒラメが移動していく時がこのアタリ方になります。このケースでは、だいたい、問題なく針掛かりします。外道としては、エイもこのアタリ方です。ウキウキしながら、寄せるとがっかりといったことがあります。暗い時や海の濁りが強い時にエイが釣れやすい傾向にあります。嬉しい外道としては、青物もこのアタリ方です。強烈に走るのですぐにわかります。
まとめ
竿にアタリがでて、竿ごと持っていかれるほどの強烈なアタリでとまる気配がなければ、そのままアワセます。しかし、そこまででなければ、そのまま数を数えて待ちます。その間に2回目の大きなアタリがあれば、そこでアワセます。アタリがないままにしばらく時間が過ぎれば、ラインを張ってきいてみて、魚の重みを感じればアワセています。以上が、私のアワセの基本的な考えです。飲まれていいので、遅めにアワセることを基本にしています。
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自己紹介
- スカイ
- キャンプは、2010年にファミリーキャンプデビューしました。 釣りは 、子どもの頃から好きで、ハヤ釣りから始めバス釣り、フカセ釣り、メバリング、ショアジギなどエサ釣り、ルアー釣り問わずオカッぱりからの釣りをいろいろやってます。
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