泳がせ釣りの仕掛け

2022/06/15

how to 泳がせ釣り

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泳がせ釣りは、堤防から青物やヒラメを気軽に狙える釣り方です。

この記事では、堤防からの泳がせ釣りを30年以上やっている私が、実際に使っているオススメのタックルを紹介します。

 

泳がせ釣りのタックル

ショアジギングタックルやシーバスタックルであれば、流用は可能です。ヒラメだけなら、エギングタックルでもいけると思います。

泳がせ釣りの仕掛け

泳がせ釣りの代表的な仕掛けは3種類です。どの仕掛けにも、メリットとデメリットがあり、対象魚と釣り場の状況によって仕掛けを使い分けるのが良いと思います。

ウキ釣り仕掛け

ウキ釣りは、仕掛けにウキをつけてアタリをとり、主に中層で、青物やスズキを狙うのに適した釣り方です。また、ウキ下を深くすると、ヒラメや根魚も狙うことができます。

この仕掛けのメリットは、根がかりがしにくいこと、潮にのせて広い範囲をさぐれること、仕掛けの位置やアタリが分かりやすいことです。また、ウキ釣りは基本的に竿を手に持って釣るため、魚が喰ってきたときにすぐに対応が可能で、根魚や青物に対して初動で後手にまわることが少ないと思います。

逆にデメリットとしては、人の多い釣り場では広く流すことができないので、頻繁に仕掛けを回収することになり、活きエサが弱りやすいこと、重いオモリを使わないので遠くに投入することが難しいこと、横風が強いとウキが流されてうまく流せないこと、沖から手前に流れてくるあて潮の時は手前しか流せないことです。

このウキ釣り仕掛けが生きる状況は、沖に向かって払い出しの流れがある時、底が岩礁帯で根がかりが頻繁に発生するポイントを狙っている時だと思います。

エレベーター仕掛け

エレベーター仕掛けは、先にオモリを投入して、あとから活きエサをつけた仕掛けを投入する釣り方です。この仕掛けは、中層から底付近まで幅広いタナを探れるため、対象魚は、青物からヒラメや根魚まで幅広く狙うことができます。

この仕掛けのメリットは、最も活きエサが弱りにくい投入方法であること、表層から底の方までの広いタナをさぐることができること、仕掛けを固定できるので頻繁に仕掛けを動かす必要がないこと、活きエサは自由に泳ぎ回ることができるので弱りにくいことです。

デメリットとしては、ハリスがフリーで固定されていないため、アワセた時に針に力が伝わらずにフッキングしない恐れがあること、オモリは遠くにあっても、活きエサが沈んでいかないと近場の表層しか探れないこと、仕掛けが絡みやすいことです。この仕掛けは、活きエサを沈まないと釣りにならないので、活きエサの状況に気を付け、沈んでいかないときには、スナップのところにオモリをつけたり、活きエサそのものにオモリをつけるなど、強制的に沈める必要があります。具体的には、スナップのところにはナス型オモリの1号をつけたり、ハリスの途中に2Bくらいのガン玉をうったり、活きエサのお腹に2g程度のジグヘッドをつけたり、ヤエン釣り用の腹オモリをつけるなどが対処方法になります。道具を使わない方法としては、活きエサのうきぶくろから空気を抜く方法があります。人差し指と親指で胸ビレあたりを抑えてスライドさせる感じで空気を抜きます。かなり強めにやるとちょうどよいと思います。

このエレベーター仕掛けが生きる状況は、遠くのポイントを狙いたい時、活きエサをあまり確保できなかったためなるべくエサを長持ちさせたい時です。

胴付き仕掛け

胴付き仕掛けは、主に底近くを狙うので、ヒラメや根魚を狙うのに適した仕掛けです。

この仕掛けのメリットは、仕掛けをピンポイントで固定できるためエレベーター仕掛けと同じく仕掛けを頻繁に動かして他人の仕掛けと絡まないように調整する必要がないこと、ハリスが固定されているためアワセた時にしっかりと針に力を伝えられること、活きエサの小魚の状態がわかりやすいことです。

デメリットとしては、岩礁帯では根がかりをすることがあること、仕掛けが絡むことが多いことです。

この仕掛けは、どのような状況にも対応しやすい仕掛けです。

 

針の本数

針の本数は、メインのターゲットにあわせて、1本にするか、2本にするかを決めます。活きエサを一口で飲み込む青物やクエなどがメインのターゲットであれば、1本針とします。メインターゲットがヒラメの場合は、一口でエサを飲み込むことが少ないため、親針と孫針の2本針にしています。

また、エサの大きさによっても、針の本数を変えています。概ね活きエサの大きさが、15㎝以上あれば、2本針とし、それ以下であれば1本針としています。

まとめ

この記事では、管理人が泳がせ釣りで使っている竿やリールを中心にオススメを紹介しました。記事で紹介した竿やリールは、コストパフォーマンスに優れたモデルであり、新しく買っても、総額で2万円くらいだと思います。エントリーモデルですが、きちんと手入れすれば、10年以上使うことができるくらい丈夫につくられています。この記事が泳がせ釣りでタックルに悩む人の参考になれば幸いです。

 

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 キャンプは、2010年にファミリーキャンプデビューしました。 釣りは 、子どもの頃から好きで、ハヤ釣りから始めバス釣り、フカセ釣り、メバリング、ショアジギなどエサ釣り、ルアー釣り問わずオカッぱりからの釣りをいろいろやってます。

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