今回は、冬の時化気味の堤防でサビキ釣りをしていたところ、30cmを超える尺アジを釣ることができました。
サビキ釣りというと、豆アジや中アジを数釣りするイメージが強いですが、条件が合えば堤防からでも尺アジクラスが回ってくることがあります。
この記事では、実際の釣行をもとに、
・尺アジが釣れた日の状況
・サビキで大アジを狙うときのコツ
・アタリの取り方
・口切れを減らす合わせ方
について紹介します。
サビキで尺アジが釣れた日の状況
釣行日は12月中旬。
潮まわりは中潮で、満潮は朝の8時31分。風は西から2mほど、波高は2.5mと少し時化気味の状況でした。
釣り場に着くと、やはり波はありました。
ただ、釣りができないほどではありません。以前なら時化ると水が濁ることが多かったのですが、この日は思ったほど濁りがありませんでした。
「これならアジは釣れるかもしれない」
そう考えて、まずはサビキ釣りからスタートしました。
目的はお土産のアジを確保すること。そして、泳がせ釣り用の小アジを確保して、ヒラメなどの大物も狙うことです。
サビキで大アジを狙うときはラインを張り気味にする
サビキ仕掛けを投入したら、いつものように軽くシャクって、ラインを張り気味にして待ちます。
この「ラインを張り気味にする」というのが、サビキで大アジを狙うときには意外と大事だと感じています。
サビキ釣りは、仕掛けを入れてそのまま待つだけでも釣れます。
しかし、ラインを緩めすぎると、小さなアタリや食い上げるようなアタリが分かりにくくなります。
ラインを少し張っておくと、アジングのように「ツッ」とした小さなアタリを感じやすくなります。
実際、この日も軽いアタリを感じて、巻き合わせるようにして中アジを釣ることができました。
向こう合わせより巻き合わせの方が口切れしにくい
アジは口が弱い魚です。
特に大きいアジほど重量があるので、無理に強く合わせたり、掛かってから強引に抜き上げたりすると口切れしやすくなります。
サビキ釣りでは、魚が勝手に掛かる「向こう合わせ」になりがちです。
もちろんそれでも釣れますが、ラインを張り気味にしてアタリを感じたタイミングで巻き合わせると、針掛かりが安定しやすく、口切れも少なくなると感じました。
強く竿をあおるのではなく、リールを巻いてテンションをかけるイメージです。
この日は、ラインを張ってアタリを取り、巻き合わせるように釣ることで、中アジを順調に追加できました。
いつもと違う強いアタリが出た
しばらく同じようにサビキを続けていると、いつもとは違うアタリが出ました。
中アジの軽いアタリではなく、少し激しい感じのアタリです。
すぐに巻き合わせると、かなりの重量感がありました。
サビキ用の竿なので、無理にためるというよりは、テンションを抜かないようにしながら寄せてきます。
水面に近づくにつれて、いつものアジより明らかに大きいことが分かりました。
上がってきたのは、30cmを超える尺アジ。
サビキで釣れるとうれしいサイズです。
釣ったアジの料理のオススメです。
尺アジは連発しなかったが中アジは釣れ続いた
尺アジが釣れたので、続けて同じサイズを狙いました。
しかし、同じ大きさのアジは続きませんでした。
その後はいつものサイズに戻り、中アジが釣れ続きました。
この日の印象としては、尺アジの群れがずっと足元にいたというより、一時的に大きい個体が回ってきたような感じです。
サビキ釣りで尺アジを狙うなら、群れが回ってきたタイミングを逃さないことが大事だと感じました。
そのためにも、ただ仕掛けを入れて待つだけでなく、ラインを張ってアタリを取りやすくしておくことが重要です。
サビキ釣りの基本的な仕掛けや釣り方は、こちらの記事でも詳しくまとめています。
サビキで尺アジを狙うコツ
今回の釣行で感じた、サビキで大アジを狙うコツをまとめると次のとおりです。
1. 朝マズメや潮が動く時間を狙う
大きいアジは、常に同じ場所にいるとは限りません。
回遊してきたタイミングに当たるかどうかが重要です。
今回は朝の釣行で、満潮前後の時間帯に釣りをしました。
朝マズメや潮が動く時間帯は、アジが回ってくる可能性が高くなるので、尺アジを狙うなら意識したい時間帯です。
2. ラインを張り気味にしてアタリを取る
サビキ釣りでも、ラインを張り気味にしておくとアタリが分かりやすくなります。
特に大アジ狙いでは、掛かった後に口切れさせないことも大切です。
アタリを感じたら、竿を大きくあおるのではなく、リールを巻いてテンションをかけるように合わせると安定しやすいです。
3. 釣れた棚を意識する
アジが釣れたら、どのくらいの深さで食ったのかを意識します。
同じ棚で釣れ続くことも多いので、毎回適当に仕掛けを落とすより、釣れた棚を再現した方が効率よく狙えます。
底付近で釣れる日もあれば、中層で当たる日もあります。
特に冬場は深めの棚を意識することが多いです。
4. 仕掛けを動かしすぎない
サビキはコマセで魚を寄せて釣る釣りですが、仕掛けを動かしすぎると違和感を与えることもあります。
軽くシャクってコマセを出したら、ラインを張り気味にして待つ。
この「待つ時間」を作ることで、アジがサビキに食ってくる間ができます。
5. 大アジが掛かったらテンションを抜かない
尺アジクラスが掛かると、重量感があります。
ここで焦って強引にやり取りすると、口切れすることがあります。
大事なのは、ラインテンションを抜かないことです。
強く引きすぎず、緩めすぎず、一定のテンションで寄せてくるとバラシを減らしやすくなります。
釣れたアジを泳がせ釣りに使う
この日は、サビキでクーラーが閉まらないくらいアジが釣れました。
マメアジはあまり釣れなかったため、21cmほどの大きめのアジを使って泳がせ釣りもしました。
「大きいエサには大きい魚が食ってくるはず」
そう考えて泳がせを投入しましたが、残念ながら泳がせ釣りでは大物は出ませんでした。
ただ、マズメ時にアジの反応が薄くなる場面がありました。
アジが急にいなくなるときは、ヒラメや青物などのフィッシュイーターが近くに入っている可能性もあります。
サビキでアジを釣りながら、反応が変わったタイミングで泳がせ釣りやルアーを入れてみるのも面白いと思います。
釣れたアジをエサにしてヒラメや青物を狙うなら、泳がせ釣りの仕掛けも用意しておくと便利です。
フカセ釣りではクロも釣れた
泳がせ釣りをしている間は、フカセ釣りでクロも狙いました。
オキアミを溶かすのが面倒だったので、以前作っていたアミダンゴを使用。
マキエはサビキの余りを使い、パン粉多めの配合にしました。
最初はフグが連発し、針を取られる場面もありました。
その後、ウキがゆっくり沈んでチャリコが釣れ、さらに同じ場所を攻めているとウキが一気に消し込みました。
合わせると、それなりの重量感。
手前でテトラに突っ込もうとしましたが、何とか浮かせてタモ入れ成功。
上がってきたのは28cmのクロでした。
サビキで尺アジ、フカセでクロも釣れたので、この日は十分満足して納竿としました。
まとめ|サビキでも尺アジは狙える
サビキ釣りは、豆アジや中アジを数釣りするだけの釣りではありません。
条件が合えば、堤防からでも尺アジが釣れることがあります。
今回の釣行で特に重要だと感じたのは、次の3つです。
・ラインを張り気味にしてアタリを取る
・強く合わせず、巻き合わせで掛ける
・掛かった後はテンションを抜かずに寄せる
サビキ釣りでも、アジングのようにアタリを意識して釣ると、釣り方の幅が広がります。
また、釣れたアジを泳がせ釣りのエサにすれば、ヒラメや青物などの大物狙いにもつなげられます。
冬の堤防でアジが回っているなら、サビキで尺アジを狙ってみる価値は十分あります。
【使った道具】
竿:ダイワリバティクラブ磯風2号5.3mをamazonで確認する/楽天で確認する
リール:ダイワレガリス2500番をamazonで確認する/楽天で確認する
クーラー:ダイワクールラインαs2500をamazonで確認する/楽天で確認する




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