泳がせ釣り(ノマセ釣り)のコスパのよいリール選び 最大ドラグ力よりも重要な性能とは

2025/06/14

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 泳がせ釣り(ノマセ釣り)は、小魚をエサにしてその捕食者を釣る釣り方で、ターゲットとなるのは、大型の魚です。泳がせ釣りを始めようとして、リールはどのような性能を重視して選べばよいのか、悩んでいませんか。

泳がせ釣りで釣ったヒラメ

 泳がせ釣りでは、大型の青物とのパワーファイトを想定して、最大ドラグ力やボディ剛性を重視しがちですが、重要なのはそこではありません。
 そこで、泳がせ釣り歴30年以上の管理人が、泳がせ釣りで使いやすいリールの性能とその理由を解説し、オススメの機種を紹介します。

泳がせ釣りで使うリールに必要な性能とその理由

 泳がせ釣りで使うリールで本当に必要な性能は、ドラグを最大にゆるめると、抵抗なしでラインが出ていくことです。泳がせ釣りでは、大物用の竿とリールを手持ちで持ち続けることは難しく、置き竿でアタリを待つことが一般的です。置き竿で青物やエイがかかった時に、ドラグゆるゆるでラインがスムーズに出ないと、一瞬で竿やリールが海に持っていかれます。また、活きエサを捕食した際に抵抗があれば、飲み込まずに吐き出されることもあります。そのため、リールの性能で第一は、ドラグがゆるゆるになって、抵抗なくラインが出ていくことで、リール選びの唯一の基準といって差し支えありません。

泳がせ釣りで釣ったブリ

泳がせ釣りのターゲットにあわせたラインとリールの糸巻き量

 泳がせ釣りのリールの糸巻き量は、ナイロンが150m以上巻ける大きさが必要です。ラインの太さは、ターゲットに合わせますが、ブリ狙いであれば、ナイロンは6号程度、PEだと3号程度を使います。この太さであれば、ヒラメや根魚がかかっても問題ないと思います。ただし、青物のうち、ヒラマサ、カンパチが回遊してくる場所では、これらのラインでは不十分です。一瞬でぶち切られます。ナイロンでは10号以上、PEは4号以上が必要になります。
ちなみに、自己記録のヒラメ75㎝をあげた時は、ナイロン3号とリーダーはフロロ4号であげています。また、ブリ85㎝は、ナイロン6号とリーダーフロロ10号であげています。リーダーは、根魚も喰ってくるので10号にしていますが、ブリだけなら5号から8号程度で十分です。

泳がせ釣りでオススメのコスパの良いリール

 大型の魚を相手にすることを考えると、ボディ剛性や最大ドラグ力が高いリールが良いのではと考えます。そうしたリールをオススメしているサイトもあります。しかし、ボディの剛性や最大ドラグ力は、たいして重要な要素ではありません。最初に述べたようにドラグからラインが簡単にどんどん出ていくことが必要であり、ドラグを細かく調整することよりもはるかに重要な要素です。
 泳がせ釣りのリールを選ぶときに、リールは一般に中級機以上になると、ドラグを緩めてもユルユルにはならない傾向にあり、ラインが出る時に若干ながら抵抗があります。一方で、エントリークラスのリールでは、ドラグを緩めると、抵抗なくラインが出ていきます。そのため、泳がせ釣りでは、中級機よりもエントリークラスの方が向いていると言えます。
 ダイワでは、レブロスLT6000D-Hがコスパもよく、ドラグの滑り出しもスムーズでオススメです。
 
 シマノでは、セドナC5000XGがコスパもよく、必要な性能を備えていてオススメです。


まとめ

泳がせ釣りで使うリールに必要な性能を解説しました。この記事が、リール選びの参考となり、記録魚を釣り上げる一助になれば幸いです。

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 キャンプは、2010年にファミリーキャンプデビューしました。 釣りは 、子どもの頃から好きで、ハヤ釣りから始めバス釣り、フカセ釣り、メバリング、ショアジギなどエサ釣り、ルアー釣り問わずオカッぱりからの釣りをいろいろやってます。

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