ボーズを恐れない勇者のマイポイント

今回のチヌののっこみシーズンは前半は所用のため、あまり釣りに行けませんでした。

後半は数回いったものの、回数的にはかなり減りました。

いつもの年では、4月中旬でフカセ釣りを停止し、メバリングに移行するのですが、

今回はもう少しフカセ釣りでチヌを狙うことにして、

別の日にもチヌ狙いに行ってきました。

大潮　満潮　9：16　南西　1ｍ　波高1ｍ

いつも行っているポイントでは、満潮からの下げ潮で沖に向けた流れができた時にチヌが良く釣れた記憶があります。

満潮からの下げ潮を狙って満潮の1時間前にいってみました。

しかし、駐車場が満車になってました。

ちょうど朝マズメをやったエギンガーたちが帰る頃だと思ったのですが、

そうでもないようです。

8時過ぎだと、他の場所も厳しいかな。どこ行こうかな。

天気もいいのでどこもエギンガーだらけが予想されます。

エギンガーの人口密度が薄いポイントを考えて、

最近いっていないのっこみチヌ遠投ポイントに行くことにしました。

釣り場に着くと、予想通り、他には釣り人は居ませんでした。

もちろんエギンガーもです。

こういう人がいない場所は、釣れない場所か釣れることを知られていない場所のどちらかですが、普通は釣れない場所です。

なので、初見で竿だしすることはリスクありなんですが、

ここでは過去にチヌ釣り師で賑わったこともある場所です。

単純にチヌ釣り師がいないだけです。

以前、釣れていたポイントに釣り座を構えて準備します。

ウキは遠投性と視認性に優れた黒魂trumpⅡのBにして

ハリス1.5号を1ヒロとり、針はチヌ針3号で始めました。

マキエは、カラーチヌ、チヌベストを混ぜてオキアミなしでやってみます。

このポイントは、底は砂でところどころに沈み瀬があります。

水深は手前は2メートルくらいですが、30ｍくらい先で5ｍくらいです。

基本は、沖に遠投してながして狙います。

今回も遠投しますが、風が正面からのため、いまひとつ遠投が効きません。

また、流れも速く左に流れて行きます。

なかなか釣りにくい状況ですが、がんばってながしていると、

ウキが少し沈んでから、消えていきました。

お？チヌ？

どきどきしながらあわせるとフグでした。

その後は、似たような感じであわせても針にかかりません。

フグのような感じですが、一応、針を小さくしてみます。

同じようにウキが沈んでからあわせると、

結びめにフグの歯があたったようで切られていました。

その後、横の方に別のフカセ釣り師がやってきました。

その人にはフグがよくかかっていました。

こちらは、何度かウキが沈んでから合わせたものの針掛かりなし。

アタリはフグだったと思われます。

そのまま何もなく納竿としました。

ここのポイントは手前は浅いので釣り場として認識している人は、少数です。

たまに遠投のチヌ釣り師、投げ釣り師くらいがいる程度の場所です。

こういう場所でも、春にはチヌの回遊があり、その後はシロギスが釣れ、

秋の夜には良型アジの回遊があり、テトラには良型のメバルが付いています。

釣れることを知っていれば、いいポイントです。

他に釣り人もいないので混んでないし。

こういうポイントの開拓は、失敗があるものの、

うまくいくと自分だけのポイントになります。

ボーズを恐れない勇者へのご褒美でもあると思います。

今度、エギングしてみよう。